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編集部ニュース

2015年04月17日

祝! マガジンR 1号『欲鬼』連載スタート特別企画 色原みたび先生スペシャルインタビュー!!

初めまして! 新人編集者Hです。遂にマガジンRが発売されました!
かっこいい表紙に目を惹かれた方もいるのではないでしょうか?
今回は、その表紙イラストにもなっている作品『欲鬼』の作者・色原みたび先生にインタビューをお願いしました!


『欲鬼』が生まれるまで



H  :『欲鬼』はどういう経緯から生まれたんでしょうか?
色原 :「月刊少年マガジン+<プラス> 」06号、07号で読み切りマンガ(『THE ABSOLUTE』原作/山原義人)が
          掲載されたあと、次回作の構想にとりかかったんですよ。

H  :それはどれくらい前から?
色原  :今から1年ちょい前です。「殺人鬼をモチーフにしたファンタジー作品」で考えていて‥‥。
H  その時点で相当ダークな作品だったんですね。
色原  :途中で現担当のY平さん(マガジンRチーフ)から
        「新増刊が出るんだけど、そこだったら過激な表現もある程度自由に描けるよ」と言われて。
         それでマガジンRでの連載を目指すことになりました。

H  :色原さんのやりたいこととマガジンRの方向性が合っていたということですか。
色原  :ええ。それでこの後に「欲望」ってテーマが加わったんです。
H  :なるほど。そういう流れで今の『欲鬼』ができあがったんですね。
色原  :そのあとにマガジンRのコンセプトは「怒り」だって知って‥‥。
         偶然ではあったんですが、「欲望」というテーマがマガジンRとしっかりマッチしてるな、と思いました。


H  :打ち合わせはどれくらい重ねましたか?
色原  :初期構想から1話完成までだと、1年以上かかってますし‥‥数え切れないですね。
H  :相当綿密に打ち合わせを重ねたんですね。ちなみに、専門学生の頃からY平とやりとりをしていたんですよね?
色原  :そうです。大阪の専門学校で声をかけられました。最初は持ち込みで作品を読んでもらったんです。
         その時のY平さん、よく咳をしていて、そのたびにビクビクしちゃってました。

H  :某倍返しドラマの机バンバンみたいな感じですね(笑)
色原  :初めの頃は編集者に恐いイメージを抱いてたもので‥‥。
         そうこうしているうちに「東京に来い!」と強く推されて、上京することになりました。

H  :半ば強引に連れて来られたんですね(笑)


H  :初期構想と現在を比べて、正人や新菜はどう変わりましたか? 例えば新菜ちゃんが貧乳だった、とか‥‥
色原  :いえ、新菜は最初から巨乳でした!
H  :そ、そうですか。
色原  :正人はもう少し猫を被ってましたね。まだ柔らかい性格でした。
H  :そこは変更して、“親しみやすさ”は新菜が引き受ける形になったんですね。
色原  :カッコイイ主人公として描いていますが、実際いてもあまり友達にはなりたくないタイプですね(笑) 
         新菜とペアだからこそバランスがとれているかと。


H  :『欲鬼』を描くうえで楽しいと思う所は?
色原  :描いてて楽しいのは、過激な表現部分だったりします。高校生の時は、よくグロい絵を落書きしたりして。
H  :先生や友達に見られたら心配されそうですね……。
色原  :でもスプラッター映画とか、三次元のグロは苦手で観れないんですよね‥‥。あとは、筋肉とかも好きですね。
H  :複雑な人体を描くのが好きなんですね。
色原  :そうなんです。女性キャラやイケメンなどのキレイめな絵よりは、筋骨隆々だったり、シワの深いおっさんの絵が描きたい。
          ‥‥あとは、新菜をいじる所かな(笑)

H  :新菜はいじりやすいですよね。設定的にどれだけいじっても平気だし。
色原  :そうそう。彼女は自分の中では一番好きなキャラです。「生まれてきてくれてありがとう!」って言いたいくらい。


H  :第1話の見どころはどこですか?
色原  :見どころかー‥‥うーん‥‥
H  :Y平は、「正人と新菜のギャグが面白い」って言ってましたよ。
色原  :じゃあそれで。
H  :いやいやそれだけじゃないはず! ‥‥そういう楽しいところもありますが、ストーリーは息を飲む展開の連続ですよね。
         事件が解決した直後のシーンとか、原稿読んでて心がひりつきましたよ。

色原  :そうですね。そのシーンの哲のセリフはかなり重要です。第1話にして『欲鬼』のテーマがしっかり表れていると思います。
H  :あれは味わい深いセリフですよね。じゃあそこも要チェックということで!


H  :最後に、現在の色原さんの中で渦巻いている「欲望」とは?
色原  :もちろん『欲鬼』をたくさんの読者に知って欲しい、買って読んで欲しいっていうのはあります。
H  :読者の〈購買欲〉をくすぐるようにしたいと。一言で言うなら、何欲になるんでしょうか‥‥?
色原  :まあ‥‥〈自己顕示欲〉かな。
H  :すごくストレート!
色原  :目標はアニメ化です!


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